スキャン機能
スキャンとは、実在しているものをデータ化することです。
例えば、紙の書籍を電子書籍にしようとするとき、まずは、書籍に何が書いてあるのかをそのままデータ化することが必要です。
この時に、スキャンを使います。
それから、データ化されたものをもとに電子書籍として加工するのです。
電子書籍だけではなく、今まで紙の資料を参考にするしかなかった歴史的資料なども、データ化してパソコン画面で見られるようにしたことによって、博物館や美術館などでも歴史的資料を劣化させることなく保存ができるようになりました。
オフィスでは、主に紙文書をデータ化してパソコンに取り込む際に用います。
例えば、今では会社の沿革も規則もデータ化されて、会社の社員全員のパソコンに入っているかもしれませんが、今ほどデータ化が一般的になっていなかったときから創業している会社にはいまだに資料室に紙資料が保管されているかもしれません。
会社の歴史が長くなるほど、規模が大きくなればなるほど、そのような紙の資料を保管するための場所に困るようになることでしょう。
そんな時、今まで積み重なってきた紙資料をスキャンを使うことで、省スペースかつ、会社の資料を探すのが容易になるのです。
指定した場所に直接データを送信
スキャナで読み取ったデータをパソコンに送ることはもちろん、複合機本体に直接USBメモリーを接続することによって、USBメモリーに保存することも可能です。
また、操作ディスプレイでアドレスを入力することにより、スキャナでデータ化したものをメールに添付して送ることも可能です。
スキャナ機能を使って今までの紙文書の整理を行うことで、省スペースと、安全な機密保持が可能になります。